債権回収の解決事例

公正証書で養育費を取り決めて離婚したが、途中から支払われなくなり、相手の所在も不明だった
調査により所在と財産を把握し、強制執行(銀行預金の差押え)により100万円以上の回収に成功

ご依頼前の状況

名古屋市港区にお住まいのご依頼者様は、養育費の支払いを定めた公正証書を作成の上、ご主人と離婚されました。 離婚後しばらくは公正証書に従って養育費の支払いがされていましたが、その後、養育費が支払われなくなりました。 養育費の未払いは、多年にわたり、滞納額は相当多額になっていました。 ご依頼者様は、当事務所に、未払いの養育費を回収できないかとご相談にいらっしゃいました。

当事務所弁護士の解決方法

当事務所は、ご依頼者様がお持ちの公正証書(強制執行認諾文言のあるもの)に基づき、相手の財産から強制回収(財産の差押・売却などによる強制執行)を図ることにしました。 ところが、相手との連絡や交流が絶えてから長期間が経っており、相手の財産の有無や所在は不明でした。 そこで、当事務所は、弁護士照会を利用し、相手の財産(保険や預貯金)を調査し、相手の財産に関する情報の一部を入手しました。 当事務所は、入手した情報を元にして、名古屋地方裁判所へ、相手の銀行預金を差押える手続き(債権差押命令申立)を行いました。 これにより、相手の銀行預金が差押さえられ、100万円を超える滞納養育費を回収しました。

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