債権回収の解決事例

請負契約に関連し、発注元企業の債務約200万円を立替払いしたが、支払を拒否された
交渉決裂したため、訴訟を提起。債務を全面的に認める内容の訴訟上の和解が成立し、全額回収に成功

ご依頼前の状況

愛知県に本社を置く株式会社S様は、地元のT社(飲食店運営会社)から、飲食店を開店するため、関連工事を発注しました。S社は、上記工事の請負契約に基づいて、工事を完了させました。 また、S社は、工事に関連して発生したT社の債務について、T社の同意を得て、立て替えて支払いました。しかし、T社は、S社に対し、S社が立て替えた費用約200万円の支払いを拒否してきました。 そのため、S社は、当事務所にご相談・ご依頼くださいました。

当事務所弁護士の解決方法

本件の解決にあたっては、S社のご要望を踏まえ、まずは弁護士による示談交渉を行いました。 しかし、T社が応じなかったため、やむを得ず訴訟を提起することになりました。 訴訟においては、当事務所弁護士がS社の訴訟代理人として裁判に出廷するほか、発生した債務がT社の債務であること、これをS社が支払ったことなどを主張、証拠を積み上げました。 その結果、裁判所はS社の主張を認め、S社の主張に沿った和解に応じるようT社に勧告しました。 T社が、裁判所の勧告に応じたため、訴訟上の和解が成立し、S社は立替金全額について、回収することに成功しました。

ご利用にあたっての注意事項

● 守秘義務および個人情報保護のため、実際の解決実績を基に、依頼者様および事件を識別できないよう編集を加え、掲載しております。
● 記載内容には正確を期しておりますが、執筆日以降の法改正等により内容に誤りが生じる場合もございます。当事務所は、本記事の内容の正確性についていかなる保証をもいたしません。万一、本記事のご利用により閲覧者様または第三者に損害が発生した場合においても、当事務所は一切の責任を負いません。
● 本記事の著作権は当事務所に帰属します。テキスト・画像を問わず、SNS等への本記事の無断転載・引用を禁止します。また、本記事の商用利用および訴訟等へ提出する証拠としての利用を禁止します。
● 当事務所は、本記事を予告なしに変更または削除する場合があります。
● 本記事の内容に関するお問い合わせやご質問には応じられません。